ファイルサイズの大きいデータを送りたい時は、Gドライブを活用するのがオススメ。

Webサイトや印刷物の制作の際、素材となる写真や原稿など、ファイルサイズの大きなデータを送受信するシーンは多くあります。
メール添付は限界があるし、その都度ファイル転送サービスを利用するのはちょっと面倒。
そんな時は、PC・スマホどちらからでも、誰でも簡単・無料で利用できるGドライブを利用すると便利です。
今回はその方法をご紹介。

Gドライブとは

Gドライブは、Googleが提供するオンラインストレージ(=ネット上のデータ保存場所)サービスです。
画像のアップロードやダウンロードも簡単で、他のユーザーともフォルダを共有したりファイルを共有したりできるので、ファイルサイズの大きな画像も、メール添付で送受信することに比べて、手間やトラブルなく共有できます。

15GBまでは無料で使用できますので、高解像度の写真も数百枚ラクラク保存可能。仮に15GBを超えて有料プランになる場合も、確認画面が表示されクレジットカード情報などを登録してからとなるため、知らぬ前に課金されることもなく安心です。

では、その使い方について説明します。

Gドライブでフォルダ共有する方法

1. Google アカウントを作る。

Gドライブを使用するには、Googleアカウント(Googleにログインするための権利)が必要です。(もともと Googleアカウントを持っているなら、新たに作る必要はありません。)下記URLのページへ行き、「Googleアカウントを作成する」という青いボタンをクリックします。

https://support.google.com/accounts/answer/27441?hl=ja
名前やユーザー名・パスワードなど必要な情報を入力し画面の指示に従って、アカウントを作成してください。

★これからフォルダを共有したい相手も Googleアカウントを持っている必要があります。

Googleアカウントを作成すると、Gドライブのほかにも、Gmail 、YouTube、Google Play、Google カレンダーなどの Google サービスに、ユーザー名とパスワードを使用してログインできます。

2. Gドライブにアクセスする

下記のページの「パーソナル」からアクセスしてください。
https://www.google.com/intl/ja_ALL/drive/

すでにログインした状態なら、Gドライブの画面に移動します。
ログインしていなければログイン画面が表示されますので先ほど作成したGoogleアカウントでログインしてください。

3. フォルダを作成する

Gドライブの画面左上のロゴマークの下にある「+新規」「フォルダ」をクリックしてフォルダに名前をつけて「作成」ボタンをクリックします。

4.作成したフォルダを共有設定する。

フォルダのアイコンを右クリックして、1番上の「共有」を選択。
ユーザー名を入力するフィールドに、共有したいユーザーのGoogleアカウントを入力して「送信」ボタンをクリックします。

これでフォルダが共有されました。

5. 相手と共有したいファイルを置く。

相手に送りたいファイルがあったら、このフォルダの中にドラックするだけでOK。

反対にファイルを受け取る時は、フォルダ内のファイルを右クリックして「ダウンロード」を選択すれば自分のPCにダウンロードできます。

次にアクセスした時は・・・

以降、Gドライブにアクセスしたら、左側のメニューの「マイドライブ」下の「共有アイテム」をクリックすると
右側に共有フォルダ一覧が表示され、簡単にアクセスできます。

Googleアカウントを持っていないユーザーへ特定のファイルを共有したい時は・・・

Googleアカウントを持っていないユーザーにも、特定のファイルだけを共有することができます。

方法は簡単。共有したいファイルを右クリック→「共有可能なリンクを取得」で、クリップボードにコピーされたURLをメールなどに貼り付けて相手に教えるだけ。
ファイルごとメール添付するよりもはるかにスマートにファイルを共有できます。

スマホアプリもぜひ一緒に活用しよう

スマホアプリのGドライブでも当然同じようなことができます。
個人のスマホのGドライブアプリからビジネス用のアカウントに切り替えるには、Gドライブアプリ画面の右上をタップすればOK。
スマホで撮影した写真をそのままアップできるので便利です。ぜひ活用してください。