実はすごくよく見られている
アクセス解析をチェックするとよくわかりますが、
サイト訪問者が、ランディングページ(訪問者が最初にアクセスするページ)の次にアクセスするページとして最も多いのはトップページまたは会社概要です。
その割に、ウェブ制作をするときに、商品やサービス紹介のページに比べて、軽視されがちです。
どんな会社か?興味を持ったら必ずチェックするコンテンツ
けれど、よく考えてみてくださいあなたが商品を購入しようとした時、資料請求をしようとした時、その前にそのサイトがどんな会社が運営しているのかを知るために、会社案内をチェックしませんか?
また名刺交換をして気になった相手を調べるときも、真っ先にアクセスするのは会社情報関係のコンテンツではないでしょうか?
採用関係の広告を見た人も、応募前にはほぼ間違えなく会社概要をチェックしているでしょう。
信頼を得るチャンス
会社概要をチェックした時に、代表者やメッセージ・企業理念が丁寧に説明され、アクセス案内や問い合わせ先がわかりやすく掲載されていると、信頼感を持つはずです。
反対にトップページや商品のPRばかりが充実していて、代表者名が記載されていなかったり、問い合わせ先やアクセス案内が分かりづらいと、それだけで不親切な印象を与えてしまいます。
会社案内は単に企業データではなく、信頼できる会社なのかそうでないのか、が伝わる大切なコンテンツです。知名度の低い小さな企業こそ、訪問者の立場に立ってここを丁寧に書くか書かないかで、与える印象が大きく変わってしまいます。
会社概要に必要な項目
ではここで、会社概要に掲載する項目をリストアップします。
掲載項目を検討する際に参考にしてください。
よく使われる会社概要の項目
- 会社名(商号)
- 所在地
- TEL
- FAX
- 受付時間
- 代表メールアドレス
- URL
- 事業内容
- 代表者名
- 役員名
- 支店情報
- 関連会社
- 従業員数
- 平均年齢
- 設立年月日
- 業務内容
- 資本金
- 決算期
- 売上高
- 保有資格
- 許認可
- 所属加盟団体
- 主要取引先
- 取引銀行
- 税理士事務所名
- 顧問弁護士名
- 受賞歴
- コンプライアンス情報
その他、欄外に下記のような情報を掲載するのも良いでしょう。
- 代表メッセージ
- 組織図
- 地図・アクセス案内
- 経営理念(ビジョン・ミッション・バリュー)
- CSR情報
- SDGSへの取り組み
(使用できるロゴ:https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_logo/)
適切にリンクを張ろう
掲載項目の中でリンクを張った方が良いものがあります。まずは、関連会社名からその会社サイトへ、アクセス案内からGoogleマップへ、など外部サイトへのリンクは別ウインドウで。また事業内容からは、サービス案内ページへの該当箇所への内部リンクもきちんと貼るなど、より詳しい他ページへ適切にリンクを張っておくことは、SEOの観点からも効果があることです。
さらに、メールアドレスはクリックでメールソフトが開くように、電話番号についてはスマホからタップで電話がかかるようにしておくと、より親切な印象を与えます。
まとめ
以上参考にしていただき、会社概要のコンテンツも、ぜひ丁寧に心を込めて作成してみてください。きっと印象に大きく差が出るはずです。