画面の状態を伝えるには「画面キャプチャ」を使えば話が早い。「画面キャプチャ」の撮り方・送り方

「画面キャプチャ」とは

「画面キャプチャ」とは、パソコンのモニターに表示している画面の状態をそのまま画像として撮影・保存したもので、「いま見ている画面の状態をそのまま保存したい」場合などに便利な機能です。

パソコンの画面の状況を人に伝えるとき、電話やメールの文面で説明するよりも、
「画面キャプチャ」を送った方が、だんぜん話が早いですよね。

「画面キャプチャ」以外にも、
「スクリーンショット」(略して「スクショ」
「スクリーンキャプチャ」
「画面ショット」
「画面コピー」
「プリントスクリーン」

という言い方もあります。

今回は、この「いま見ている画面の状態をそのまま撮影」する「画面キャプチャ」の撮り方・送り方をご説明します。

パソコンでの画面キャプチャの撮り方と送り方

Windowsの場合

●画面全体をキャプチャするには

キーボード右上にある【Prt Scr】キー(または【Print Screen】)を押す。

注意:PCの機種によっては、【Fn】キーを押しながら操作する場合もあります

●一番手前のウインドウのみをキャプチャするには

【Alt】キーを押しながら【Prt Scr】キー(または【Print Screen】)を押す。

キャプチャを撮ったら、そのままWord文書やペイントにペースト(貼り付け)すれば、
大きさを変えたり、文字を書き込みすることができます。
保存したファイルはメール添付で送れます。

Macの場合

●画面全体をキャプチャするには

【command】キーと【shift】キーを押しながら【3】を押す。

●部分的にキャプチャするには

【command】キーと【shift】キーを押しながら【4】を押すと
+カーソルが出てくるので、ドラッグして切り取りたい場所を選択する。

キャプチャを撮ると、自動的にPNGファイルがつくられてデスクトップに保存されます。
このファイルをメール添付すれば送れます。

便利なツールのご紹介

以下では、メールを使わなくても送れるツール、画面に直接書き込みができるツールをご紹介!

firestorageでは画面キャプチャを簡単に切り出し送信できる

firestorageは、無料のオンラインストレージ(ファイル転送サービス)。
新機能のスクリーンショット送信機能を使えば、メールを使わなくても
直接ペースト・切り出し・送信までが簡単に行えます。

●詳しい使い方はこちら
http://firestorage.jp/jpdoc/screenshot.html

Microsoft EdgeのWebノート機能を使えばWeb ページに直接書き込める

こちらは、ブラウザがMicrosoft Edgeの場合のみ。

Microsoft Edgeの画面右上にあるペンアイコンをクリックすれば
Web ページに直接書き込める画面に切り替わります。
ペンで書き込みしたり、蛍光マーカーでラインを引いたり、コメントを書き込むことも可能。
書き込んだページは、ハサミマークをクリックでクリップボードにコピーできるので
ペイントやWordなどに貼り付けして保存すれば、メールに添付で送ることができます。

●詳しい使い方はこちら
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/microsoft-edge/#step1

スマホやタブレットでは

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも、
画面キャプチャを撮ることができます。

iPhone、iPad、iPod touch で画面キャプチャを撮る方法

本体右上の【電源ボタン】を押しながら画面下にある【ホームボタン】を1秒くらい押してから
指を離すと画面が一瞬白く光ります。
撮影された画像は「写真」のカメラロールに自動保存されます。
送り方は、写真を送るときと同じです。

●参考:
https://support.apple.com/ja-jp/HT200289

Androidのスマホやタブレットで画面キャプチャを撮る方法

【電源ボタン】と【音量キーの下(マイナス) 】を同時に1秒以上押すと
カシャっという音とともに画面ショットが撮影されます。
撮影された画像は画像フォルダに保存されます。
送り方は、写真を送るときと同じです。

●参考:
https://www.sony.jp/support/tablet/guide/dialogue/009/

以上、画面キャプチャの撮り方をご説明しました。

「私の画面ではこのように見えています」を誰かにと伝えたいとき、ぜひ「画面キャプチャ」を活用してみてくださいね。